初心者向けFXのスワップポイント解説!金利で儲ける活用法!
13 Oct 2018

初心者向けFXのスワップポイント解説!金利で儲ける活用法!


FXでは為替変動だけでなく、スワップポイントと呼ばれる金利差額でも利益を出すことができます。
今回はFX初心者向けに、スワップポイントの仕組みから分かりやすく解説しています。
スワップポイントは初心者の方でも、上手く活用すれば稼ぐことができるので、ぜひここでしっかりとマスターしてください。

1.スワップポイントとは?

スワップポイント仕組み画像

スワップポイントはFX取引において発生する、通貨と通貨の金利差のことです。
FXでは低金利通貨を売って高金利通貨を買い、その差額を受け取ることができるのです。

通貨にはそれぞれ国が定めた金利があり、政策金利と呼ばれています。
日本の政策金利は、かなりの低金利で0.1%です。

それではここで、日本円とメキシコペソの場合のスワップポイントをみてみましょう。

政策金利画像

この7.65%の金利はポジションを持っている間、毎日受け取ることができます。
もしも逆に、高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合、スワップポイントを支払わなければいけないので気をつけましょう。

スワップポイントを狙った運用は、中長期の間ポジションをそのまま保有するスタイルになります。
外貨預金と同じような仕組みですね。ただ、外貨預金に比べるとFXはコストが断然安く、利率が高いです。
ポジションを保有するだけで利益になるので、無駄に多く取引をして負けるリスクを回避できるのがメリットです。

決まった時間に発生する?

スワップポイントは毎日決まった時間に付与されます。
FX会社により違うのですが、スワップポイントの発生は為替市場の1日が終わる時刻です。その終了時刻とは、日本時間ではなくニューヨーク時間の午後5時です。
日本時間でいえば、午前7時にスワップポイントが得られるということです。
(サマータイムの場合は日本時間午後午前6時となります。)

また、為替市場は土日はお休みですが、ポジションを保有さえしていれば土日もスワップポイントはもらえます
ただ休日分は、水曜日にその日のスワップポイントと合わせて受け取る仕組みになっています。
これもFX会社によって少し異なります。

変動するスワップポイント

スワップポイントは日々微妙に金額が違います。
政策金利なのに毎日変化するのはなぜ?と疑問に思いますよね。
為替レートが毎日変動しているように、金利も毎日変動します。
それは、金利を計算する際に「無担保コール翌日物」という金利を使っていてそれが日々変動しているためです。

また、例えばオーストラリアドルと日本円の金利差が1.4%として、1万ドルの買いポジションを持つと金利は140ドルです。 
この140ドルは日々の為替変動によっても変わるため、スワップポイントも変動します。
しかし1日当たりで見ると、著しく大きく変わるわけではありません。

スワップポイントだけ出金

以前はスワップポイントを現金化するには、持っているポジションを決済する必要がありました。
最近ではポジションを決済しなくても、貯まったスワップポイントのみ出金できるFX会社も増えてきました。
自分の好きな金額だけ出金することができるので、生活費に充てることも可能です。

FX会社スワップポイント引き出しFX会社スワップポイント引き出し
GMOクリック証券セントラル短資FX
外為ジャパンマネーパートナーズ
YJFX!ヒロセ通商
SBI FXトレードマネックスFX
DMM FXひまわり証券

取引をする前に、スワップポイントのみ現金化できるか確認してみましょう。
また、出金せずにスワップポイントを証拠金として使用することが可能です。

2.各国の政策金利(2018)

政策金利画像

それでは、各国の政策金利がどうなっているのか見てみましょう。

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月
日本0.10.10.10.10.10.10.10.10.1
アメリカ1.51.51.751.751.752.02.02.02.25
イギリス0.50.50.50.50.50.50.50.750.75
オーストラリア1.51.51.51.51.51.51.51.51.5
ニュージーランド1.751.751.751.751.751.751.751.751.75
南アフリカ6.756.756.56.56.56.56.56.56.5
トルコ8.08.08.08.016.5017.7517.7517.7524.00
メキシコ7.257.57.57.57.57.757.757.757.75

こうして見てみると、国によって金利がすごく違いますよね。
スワップポイントで稼ぎたい場合は、金利が高い国を選べば良いのです。

高金利通貨

マイナー通貨である南アフリカランドやトルコリラは人気の高金利通貨です。
高金利通貨は新興国である場合が多く、外貨の流入を増やす狙いがあります。

2018年8月にトルコリラが大暴落しましたが、トルコは通貨防衛のために金利を24%まで上げました。それをきっかけに、またトルコリラが買われている状況です。
新興国は国内の情勢が不安定になりやすく、為替も変動が大きいためリスクがあります。

3.レバレッジを使った運用

スワップレバレッジ画像

FXにはレバレッジという資金の何倍もの取引ができる魅力的な仕組みがあります。
レバレッジを使えば、少額でもスワップポイントで儲けることができます。

例えば、南アフリカランド円を買うとします。 南アフリカランドの金利が6.5%で日本の金利が0.1%なので1年間で6.4%の金利がつきます。
100万円で運用すると、一年間で6万4千円の儲けになります。
もしも、レバレッジをかけて4倍の取引をすると、一年間で256,000円の利益になります。

スワップポイント目当てのトレードは、基本的には中長期の運用となりますので、レバレッジを抑えた取引をすることが、リスクを軽減するためには必要です。
レバレッジを掛けすぎると、強制決済ロスカットをされる確率が高くなります。

4.FX会社別スワップポイント

FX会社別スワップポイント画像

スワップポイントが1日にいくら付与されるかは、FX会社により異なります。

それは、FX会社と提携している銀行(インターバンク)との間で、スワップポイントが決められいるからです。
金利差そのものが、スワップポイントとしてトレーダーに提供されていないのもそのためです。 
またスプレッドに力を入れているFX会社だと、スワップポイントには弱いという事情もあるようです。

特定通貨に強いFX会社は、スワップポイントを高く設定しているので比較してみましょう。 各社、公式ホームページ上でスワップポイントを公開しています。

 米ドル/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円
YJFX!78円35円43円32円130円
外為オンライン70円40円30円25円50円
DMM FX68円20円34円27円120円
GMOクリック証券72円39円42円23円110円88円
SBI FXトレード77円34円44円36円120円100円120円
外為ジャパン68円20円34円27円120円
ひまわり証券70円40円30円25円50円
マネックスFX59円34円43円33円110円112円80円

2018年10月12日現在
*1万通貨あたりのスワップポイントを表示しています。
*南アフリカランド、メキシコペソは10万通貨単位です。


スワップポイントは、1日当たり数円の差で数か月後の利益が大きく違ってきます。
スワップポイントの高いFX会社を選びましょう。

5.実際スワップポイントはどれくらいもらえる?

スワップ生活画像

スワップポイントで実際どれくらいもらえるのか、トルコリラ円で見てみましょう。
トルコリラのスワップポイントは1万通貨あたり、88円から112円になっています。
その間をとって、1日100円で考えてみることにします。

もし、10万通貨で取引をした場合は、1日でその10倍の1,000円がもらえます。
1万通貨は、1トルコリラが19円だったとしたら、19万円の証拠金が必要になります。
10万通貨なら190万円ですね。そして、それを1年間保有していたとすると、26万5千円の利益になります。

レバレッジ2倍で取引したら73万円の利益になり、1か月あたり6万円も収入が入ります。

6.スワップポイントのリスク

スワップポイントリスク画像

スワップポイントを狙った取引は、何もしなくても付与される単純な取引ですが、あくまで投資なのでリスクがあることを理解する必要があります。

金利差の逆転

スワップポイントとは2国間の金利差のことでしたね。
どちらかの通貨の金利が変われば、スワップポイントも変わってしまいます。
トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨は変動が激しいのが特徴です。
また現在日本はゼロ金利ですが、将来金利を上げていく可能性もあります。
もし2国間の金利差が逆転した場合、スワップポイントも逆転する可能性が高くなります

為替差損のリスク

スワップポイントが毎日付与されたとしても、為替の変動により資金が減ってしまうことがあり得ます。

例えば米ドル円を1ドル110円のときに、1万通貨分の買いポジションを持ったとします。
もしそれが、115の円安になれば5円の為替利益になりますが、逆に103円の円高になった場合、7円の為替差損になります。
そのこでポジションを決済すると、7万円の損失を出したことになります。
もしスワップポイントが1日80円、1年間で229,000円貰えたとしても40,800円の損失を出してしまったことになります。 

このように、為替差損になるリスクもあるので注意が必要です。

特に高金利通貨のペアほど、経済の悪化やインフレなどで、暴落のリスクが付きまといます。
また、エントリーするタイミングも重要になってきます。

7,スワップポイントのまとめ

今回は、スワップポイントの仕組みから詳しく解説しました。
スワップポイントはポジションを保有し続けるだけで、毎日受け取れる単純な投資です。
しかし、投資にリスクはつきものです。
ここで説明したリスクに注意しながら、資金に余裕をもった取引をしましょう。
また、ポジションを持とうと考えている通貨の国の経済状態、政治情勢なども知ることが重要です。 
そして、ご自身が取引をするFX会社のこともりっかりと理解しておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。