【成行・指値・逆指値】FX初心者が覚えるべき3つの注文方法!
2018.11.08

【成行・指値・逆指値】FX初心者が覚えるべき3つの注文方法!


FXで取引をはじめる際に、知っておく必要があるのが注文方法です。
「どんな注文方法があるの?」とFX初心者の方は、疑問に思っているのではないでしょうか?注文方法が分からないと実際に取引が開始できないですよね。

今回は初心者の方に、まず知っていただきたい基本的な注文方法を3つ説明したいと思います。
具体的に例をあげているので、分かりやすいものになっています。
こちらの記事を読んで頂ければ、どういった状況のときにどの注文方法を使うべきか、使い分けができるようになるはずです

1. 成行注文とは?

FX成行注文の画像

成行注文とは「なりゆき注文」と読み、FXで一番基本的な注文方法です。
為替相場は常に変動しています。 成行注文は、その為替レートが上がったり下がったりしているのを目の前で見ながら、「今この値段で買おう、売ろう」と注文をすることです。
例えば現在の為替レートが以下だとします。

成行注文の画像

今、買いたい場合は右側のASKの価格、113.212円で注文できますということです。
逆に売りたい場合は、左側のBIDの価格である113.209円で注文できます。
そして、その注文が成立すること約定(やくじょう)といいます。

 

1.1 成行注文の使い方

成行注文は「今すぐに売りたい」もしくは「今すぐ買いたい」ときに使うのが効果的です。
例えば、今すぐ損切りをしないといけないような場合です。
成行注文はすぐに約定できるので、損失を抑えたいときなどに有効な注文方法です。

また、成行注文は注文した時点で約定するので、売買が成立しないことはありません
必ず約定させたいときにも効果的です。

成行注文は、初心者には使いやすい注文方法です。
為替レートより、今すぐ約定させることを優先するときに使いましょう。

1.2 成行注文の注意点

成行注文は「今買いたい」、「今売りたい」と思って注文しても、自分が売買したいと思った価格と違うレートで約定することがあります。 これをスリッページと呼びます。
為替相場は常に変動しているため、スリッページが発生してしまいます。

例えば、1ドル = 113.232というレートが表示されているときに、買い注文をしたとします。約定した価格は113.214円だったというようなことが起こります。

FX成行注文スリッページ画像

このように不利な条件で約定してしまうことがあるので、成行注文を使う際はスリッページの発生する可能性を頭にいれておく必要があります。

2. 指値注文とは

FX指値注文の画像

指値注文とは、「買いたい価格」、「売りたい価格」を指定する注文方法です。 別名「リミット注文」と呼ばれています。 指値注文の場合、注文を出しておけば、パソコンやスマートフォンの画面をずっと見ておく必要がありません。 時間のない忙しい人に、ピッタリな注文方法ですね。

例えば、1ドル = 113円のときに「1ドル111円になったら買いたい」や「1ドル115円に上がったら売りたい」という注文を出せばいいのです。

FX指値注文の画像

このように、設定していた価格になったら、自動的に取引してくれます

2.1 指値注文の使い方

指値注文は「現在のレートよりも安く買いたい」、「現在のレートよりも高く売りたい」という場合に使います。
指値注文は、指定した価格で取引できるとても便利な注文方法です。
利益を確定するような、価格を優先したいときに使いましょう。

2.2 指値注文の注意点

為替レートは、なかなか自分の思うように変動してくれません。
指値注文は指定した価格にならない限り、取引は成立しません
現在のレートと注文した価格が、かけ離れていると約定する確率が低くなります。
そのため、自分が売買したい価格から近いレートのときに、注文をするのがポイントです。

また、買い注文のときは「現在のレートよりも安い価格」で、売り注文のときは「現在のレートよりも高い価格」で指定しなければいけません。

3. 逆指値注文とは

FX逆指値注文の画像

逆指値注文とは現在の為替レートより「価格が下がったら売る」、「価格が上がったら買う」という注文方法です。指値注文とは逆の注文方法ですね。
別名「ストップ注文」、「ストップオーダー」と呼ばれています。

例えば、現在の為替レートが1ドル = 111円だとすると、「1ドル = 113円になったら買う」「1ドル = 109円になったら売る」という注文方法です。

FX逆指値注文の画像

何だか、損する注文方法な気がしますよね?
でも実は、この逆指値注文はとても使い勝手が良いのです。

3.1 逆指値注文の使い方

それでは、逆指値注文はどんな状況で使うのでしょうか。
逆指値注文は以下の3つのような特徴をもっていて、上手く使えば利益につながります。

・トレンドの流れに乗って利益を増やす
・損失をおさえる
・利益確定する

それでは、具体的に3つの使い方をみていきましょう。

3.2 トレンドの流れに乗って利益を増やす

為替相場は一度動き出すと、なかなか反対方向へ動かないという特徴があります。
FXでもトレンドがあり、通貨の流行のことをいいます。
為替相場が上昇しているのを上昇トレンドというのですが、さらに相場が上昇することを想定して買い注文を出します。
逆に、為替相場が下落していることを下降トレンドといい、それが続くことを見越して売り注文を出します。

例えば現在のレートが1ドル = 113円で、あまり変動がないとします。
もしレートが1ドル = 114円まで上がったら、上昇トレンドと判断することができます。
それをあらかじめ想定し、1ドル = 114円で買い注文をしておきます。

FX逆指値注文トレンドの画像

下降トレンドも同様です。 仮に、1ドル = 109円まで下がったとしたら、下降トレンドと知ることができます。それを、あらかじめ予測し 1ドル = 109円で売り注文をしておきます。

トレンドと同じ相場の流れに沿う順張りでの取引に有効な注文方法です。
逆にトレンドに逆らった逆張りでは、トレードができない方法となっています。
トレンドの起点で取引ができるので、利益を上手く増やすことができます。

3.3 損失をおさえる

忙しくて相場が見れないときや、眠っている間に相場が下がっていて損失が出てしまったなんて話はよくあります。
為替レートは、自分の予測どおりに動いてくれるとは限りません。 逆指値注文は損失を抑えるために効果的です。

例えば1ドル = 110円のときに、為替レートが上がってくるだろうと予想して、買いポジションを持ったとします。
その後、予想どおりに上昇してくれれば利益となりますが、もし下落すると損失となってしまいます。 そこで損失がおおきくならないように、1ドル = 109円で売るという注文を出します。

FX逆指値注文の画像

この設定をしておけば、もし予想とは反対に相場が下落したとしても、1ドル = 109円まで下がったところで自動的に取引が成立します。
資産を守るという意味でも、逆指値注文はおすすめします。

3.4 利益を確定する

逆指値注文は、利益を確定するために使うのも有効です。

例えば1ドル = 113円のときに、相場が上昇するだろうと想定して買いポジションをもったとします。そしてその後、予想どおり相場が上昇し1ドル = 116円になりました。
しかし、上昇トレンドは終わり、下降トレンドに入ってしまいました。
こういう場合に、あらかじめ 1ドル = 115円で逆指値の売り注文を出しておくと利益を得ることができます。

FX逆指値注文の画像

4. 3つの注文方法まとめ

FXのまとめの画像

今回は、FXの3つの基本の注文方法について解説しました。
それぞれの注文方法のおさらいをしてみましょう。

1. 成行注文
  ・今すぐ約定させたいときに使うのが効果的
  ・必ず約定したいときに有効
  ・スリッページが発生する可能性がある

2. 指値注文
  ・注文した価格で自動的に取引してくれる
  ・為替レートを優先したいときに効果的
  ・指定した価格にならないと取引は成立しない

3. 逆指値注文
  ・現在の為替レートより「上がったら買い」、「下がったら売る」という注文方法
  ・逆指値は以下の3つの特徴を使えば、利益を増やすことができる
    ・トレンドの流れに乗って利益を増やす
    ・損失を防ぐ
    ・利益確定する

まずは、ここで学んだ3つの注文方法をしっかりマスターし、使えるようになりましょう。