FX失敗談から学べ!初心者が陥りやすい5つの失敗を回避する方法!

2019.03.14

FXをこれから始めようと考えている方やFX初心者の方は、どうしたらFXで勝つことができるのだろうって悩みますよね?

実はFXで成功するには、勝てない人の失敗談から学ぶことがとても重要です。
なぜなら、失敗する人には共通点があるからです。

その共通点を知れば、失敗するリスクを減らせます
失敗するリスクを少なくできるということは、それだけFXで成功する確率が上がるということですよね。

思い返すと、私がFXを始めた頃は『エントリー手法』や『エントリーポイント』ばかりを意識して、勝てない年月を過ごしていました。
しかし、自分が失敗するパターンや他のトレーダーの失敗事例を知り、改善したところ、トレードのパフォーマンスが劇的に向上しました。

そこで今回の記事では、FXのトレードで多くの初心者がやってしまう失敗談を5つご紹介します。

この記事を読むことで、FXで失敗する理由と対処法がわかります
それでは、さっそく見ていきましょう。

失敗談その1:トレードルールがない

FXトレードルールがないの画像

FXでは、トレードルールが必要不可欠です。

なぜなら、「上がりそうだから買う」「下がりそうだから売る」という勘に頼ったトレード では、勝ち続けることができないからです。

例えばサイコロを振って、奇数・偶数を連続して当て続けるのは難しいですよね?

相場の世界でも連続して勝つことは、プロでも厳しいのが現実です。
だからこそ、自分の思い通りの値動きになったときには利益をだし、外れた場合には小さな損で済むようにトレードルールを作る必要があります。

つまり、トレード回数を重ねると、トータルで利益をだせるルールを作ることが大切です。 トレードルールを作るのは難しくありませんが、勝てるルールでないと意味がありません。

では、どんなルールだと勝てるのでしょうか?

ルールはたくさんの手法を組み合わせた、複雑なものが勝てると想像をしがちですが、実はシンプルなトレードルールほど守りやすく、勝つことができます。
複雑なルールだと管理することが難しく、検証と改善が難しくなるからです。

そこで、シンプルなルールを作るためのポイントをご紹介します。

決める基本ルールは4つ

決める基本ルールは以下の4つです。

①ポジションサイズ

②エントリーポイント

③損切りポイント

④利益確定ポイント

上記に自分なりの手法を組み合わせたり、削ったりして、ルールを組み立てていきます。

FXトレードルールの図


例えば、私のルールだと

FXトレードルールの図2


トレードルールは、相場や手法そしてトレードスタイルにより違ってきますが、FX初心者の方は、まずはこの4つのルールを作りましょう。

そして、大切なのはそのルールが長期間機能するかどうかです。
そのため、ルールに優位性があるのか何度も検証し、確認することが重要です。
もちろん、修正点があれば改善し、さらに安定して勝てるようにしていきましょう。

FX初心者の方は、ある程度検証された手法を学び、自分に合ったルールに微調整を繰り返すのもおススメです。

失敗談その2: ロスカットが上手くできない

ロスカットが上手くできない画像

どのFXサイトや本でも、ロスカット(損切り)の大切さを説明しています。
しかしながら、FXで損をしている多くの人が、ロスカットをうまくできません。

「損をしたくない」
「いつか戻ってくるだろう」
と目先の損失を嫌がり、根拠のない願いに頼ってしまうからです。

たとえトレードルールでロスカットポイントを決めていても、実際のトレードでは、ロスカットポイントをズラしたり、外したり、設定しなかったりします。

そして、
「自分はメンタルが弱いから、もっと鍛えないと」
「次のトレードでは必ず損切りを設定するぞ」
と思いながら、また同じことを繰り返してしまいます。

一体なぜなのでしょうか?

それは、そこで損切りをしなければいけない理由を知らないからです。

先ほどのトレードルールの例で説明します。

FXロスカットができない図

上記の例では、白点線より下がらないと判断して、白矢印のポイントでエントリーをしました。
ロスカットポイントは白点線の箇所です。
もしこのポイントを下に抜けるとエントリーした根拠が崩れることになります。
つまりそれ以上『ポジションを持っている理由』がないのです。

どんなエントリー手法でも「これから上がる(下がる)」と判断した根拠があるからエントリーするはずです。
そのエントリーの根拠が崩れたのであれば、ポジションを持ち続ける理由がありません。

ですから、設定したロスカットポイントに達したのに、損切りをしないということはエントリーした理由がわかっていないということにもなります。

「ちゃんとルールがありエントリーしているけど、損切りができない!」という声もあります。
しかし、それも損切りをしないとトータルで利益を残せないということ『知らない』のです。

ロスカットが上手くできないというのは、

エントリールールが明確でない
トータルで利益をだすということがわかっていない

この2点に集約されると思います。

カンタンにいえば、検証(練習)が足りていないということです。

検証を続けると、トレードルールを守らずに利益をだし続けることはできないのが、わかってきます。
それを知らずに、実戦でトレードをするということは、ギャンブルと変わりません。

ですから、ロスカットが上手くできないとお悩みの方は、検証時間がまだまだ足りないと思ってください。
トレードルールを守ればトータルで利益になることが理解できれば、ロスカットが当たり前になってきます。

失敗談その3:資金管理ができない(リスクマネージメント)

資金管理ができない画像

FXトレードで成功するために一番重要なのが、資金管理です。
なぜなら資金管理は、相場の世界で唯一コントールできるものだからです。

例えば、あなたがどんなに今日稼ぎたいと思っても、必ず勝てるとは限りませんよね?
先月が勝率70%だったからといって、今月も70%で勝てるかもわかりません。

勝率や利益は、私たちで決めることはできません。 しかし、リスク(損)は自分でコントールできます。

相場の世界は、世界情勢や国の経済状況などのリスクにさらされています。
いつ自分自身にそのリスクが降りかかってくるかはわかりません。
ですから、資金管理をおこない、リスクを限定する必要があります。

それでは、資金管理をするためにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか? 順番に見ていきましょう。

まず、1回のトレードでの損失の許容リスクを決めましょう。
1トレードで損切りとなった場合に、総資金に対して、どのくらいの金額やパーセンテージが減少するかという観点から取引枚数を決めます。
一般的に1回の許容損失額は総資金の2%以下が望ましいといわれています。
例えば、総資金100万円なら、2%の2万円が1回の損切り最大許容損失額となるということです。

ただ、全てにおいて2%のリスクでトレードして良いわけではありません。
もし、資金1,000万円に対して2%なら20万円です。
同じ2%でも、資金量により意味合いが違ってくるので、どれくらいまで資金が減ることを許容できるかの金額(最大許容損失額)を決める必要もでてきます。
まずは、5回連続で損切りしてもダメージにならないポジションサイズくらいを目安にしましょう。

仮にトレードルールを破ってしまうのであれば、ポジションサイズを小さくして、5回連続でもルールどおりに損切りできるサイズにしましょう。
慣れてきたら、サイズを少しずつ増やして調整できます。

失敗談その4:ポジポジ病になる

ポジポジ病の画像

ポジポジ病のポジはポジションのポジで、
「とにかくエントリーして、ポジションを持たないといけない」
「トレード回数が多ければ、より多く稼げる」
と勘違いしている人がよく陥るパターンです。

では、ポジポジ病になる原因は何でしょうか? 
いくつか例をあげてみたいと思います。

FXを始めた理由は、たくさん稼ぎたいからだと思います。
ただ、限られた時間で取引している人たちが、稼ぎたいと思うと、数多くトレードをしなければいけないという考えに陥ってしまいます。
そして、エントリーチャンスを待たず、常にトレードしてしまうのです。

また、チャートを見ているだけではお金にはなりませんから、無理をしてトレード回数を増やすのです。

FXではしっかりと自分のルールを決めている人、ルールがなく取引をする人にわかれます。
ただルールを決めていても、目先の値動きに反応して、ルールを守れない人もいます。
チャンスを待てず、感情で数多くトレードする人は勝つことができません

そんな、ポジポジ病を克服するには、トレードルールを守ることが大切です。

ルール無くトレードしてきた人は、エントリーや決済のルールを明確に決めましょう。
1日にトレードする回数を決めれば、そのチャンスを生かそうと真剣にエントリーポイントを吟味するようになります。

私自身もFXを始めて数年間は、1日10回以上トレードをしていました。
しかし、利益を残すどころかお金を失い続けるだけでした。
そこで1日1トレードのみと決めて相場に取り組んだところ、利益がでるようになったのですから、おもしろいですよね。
今では週に2・3回のトレードになりましたが、以前より稼げるようになっています。

またエントリーする時は、エントリーした理由を明確に説明できる根拠を持つことも大切です。
もちろん、ルールを決めても守らなければ元も子もありません。
トレードルールを守るには、『そのルールでトレードを続ければ、トータルで利益がでる』という自信を持つことが重要です。
自信を持つには、検証(練習)と記録を重ねるしかありません。

トレードルールに自信を持てれば、ポジポジ病を克服できます。

失敗談その5:トレンド・レンジの環境認識ができていない

FX環境認識ができない画像

FXの相場にはトレンド相場レンジ相場の2つがあります。
この相場をどう自分の取引スタイルに合わせて攻略するかが、勝負の分かれ道です。

トレンド相場とは、高値・安値を更新しながら上昇もしくは下降している相場のことです。 高値・安値を切り上げながら上昇している相場を『上昇トレンド』。
一方で高値・安値を切り下げながら下降している相場を『下降トレンド』といいます。

FXトレンド・レンジ認識の図


次に、レンジ相場とは、相場が上がりもせず、下がりもせずに一定の幅で上下している状態のことをいいます。
トレンドとは違い、相場の大きな流れが分からないため、初心者の方には難易度が高くなります。

FXのレンジ相場の図

1日の値動きの70%ほどがレンジ相場だといわれており、トレンドが発生するタイミングはそれほど多くありません。
そのためFX初心者の方には、いかにトレンド発生まで待てるかが成功の鍵です。

ただトレンドが発生したかを判断するのは、ベテラントレーダーでも難しく、気づいたらトレンドが発生していたということも珍しくありません。

自分なりの判断基準を持つことが大切です。

おススメとしては、移動平均線の傾きを見る方法です。
まだ基準がなければ、移動平均線にしっかりと角度がついているかどうかをみるといいでしょう。

また、FX初心者の方によくあるのが、1つの時間足だけでトレンドを判断してしまうケースです。
仮に、1つの時間足でトレンドがでていても、さらに上の時間足ではトレンドがでていないことはよくあります。
下記の例では、5分足は上昇トレンドが発生していますが、その上の1時間足では下降トレンドのケースです。

FX上昇トレンド下降トレンドの図


このように1つの時間足だけで判断すると、実は大きな流れではただの押し目・戻り目の最中だったというケースはよくあります。

それを知らずにポジションを保有し続けていると、思わぬ反撃にあったりします。
そのためトレードをおこなう前に必ず環境認識を心がけましょう。
環境認識とは、週足や日足・4時間足など時間足ごとに分析していくことです。

ただし、FX初心者のうちは複数の時間足を見ると混乱してしまいますので、まずは自分が いつも見ている時間足の1つ上の時間足を見ることから始めてみるといいでしょう。

例えば、いつも見ているのが5分足なら1時間足、15分足なら4時間足を見るといった具合です。
このように複数の時間足でトレンド・レンジの環境認識ができれば、トレードの安定性も上がってきます

失敗を回避するために

FX失敗事例の画像

いかがでしたか?
トレードルールや検証の大切がお分かりいただけたかと思います。

失敗事例をまとめ

トレードルールがない
ロスカットがうまくできない
資金管理ができない
ポジポジ病になる
トレンド・レンジの環境認識ができていない

FXでは9割の人が損をしているともいわれています。
ただし、その損をしている人たちのほとんどが今回の失敗事例に当てはまります。
ですから、この失敗事例をなくせば、FXでの成功確率も上がるはずです。
そのためには、デモトレードで何度も検証を重ねる必要があります
まずは、デモトレードを開始し、勝てるルールを作り上げましょう。

この記事のライター

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水落 あきみね

1977年兵庫県生まれ。2000年大学卒業後にIT会社に入社。12年間勤めた会社を退職して、自営業を始める傍らFXを始める。相場の世界に入って6年になる兼業トレーダーで、水平線やトレンドラインだけを使ったシンプルなトレードを得意としている。信条は「最もうまく負けることができる人が勝つ」